皆様、初めまして。下浦と申します。現在、関西の某電力会社に勤めております。なぜ起業家でもない私が書くことになったかと申しますと、先日の「週刊ビジマ」オフ会 in 京都にて、咲本さんから執筆を奨励されたからであります。
▼インターネット時代に、やるべきこと
実はこの12月で、15年余り勤めた会社を早期退職しまして、失業者になるか、起業家になるか、はたまた、も一度サラリーマンをやるのか決めなければなりません。自分の好きな事ができるのであれば、別にどれでも良いのですけどね。
で、これから何をするべきか?という事ですが、せっかく百年に一度の大発明と言われるインターネット時代を生きているのですから、その線に沿った仕事をしたいと考える訳です。もしビジマ読者で某社の早期退職に応募された方、おられましたらメール下さい。いっしょにやりましょう。
最近、何をやっているかと言いますと、エネルギー業界OBを中心とした、ネットベースのエネルギー問題研究会などに参加しておりました。一つは「エネルギー問題に発言する会」という、メーカー系原子力術者OBが中心となって設立したもの、もう一つは「EEE会議」という元外交官の方が設立した研究会です。
http://www.engy-sqr.com/
http://www.eeecom.jp/
▼退職するから、できること
サイトが幼稚だって? でもメンバーがスンゴイんですよ。さすがに退職後もエネルギー問題に首を突っ込もうとされる方は、それだけ業が深いと申しましょうか、東電や関電の元副社長といった方々が何人もいらっしゃいます。
で、退職してしまうと組織の縛りが弱まりますから本音で発言される訳ですね。エネルギー政策に関しては、東大名誉教授、ノーベル賞科学者といった方々も首相宛に嘆願書を出したりしておられます。結構スゴイ内容ですから、是非読んで見てください。
http://ecosocio.tuins.ac.jp/ishii/opinions/koizum_oil.htm
http://www.ne.jp/asahi/n/kinoko/noITER.html
こういった事は、現役ではなかなか言えるものではありません。特に役所関係では政策変更は、いろいろ責任問題につながりますから、いったん決めた方針を変更するのは至難の業です。「それでも地球は回っている」というガリレオの逸話は、過去の話ではありません。たとえ事実としても地動説を認めるとなると偉い方々のクビが飛ぶんですね。
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/yamaji/atom/
で、退職して組織の縛りのなくなった元偉い方々が、日本のためを思い、ネットなどで本音で議論、提言される事はとても良い事だと思うのです。昔は、「ご隠居さん」などがこういった役回りだったんでしょうね。企業社会になって、不健全にも社会的発言権がある世代に集中してしまっている訳です。
唯一の例外は政治の世界かも知れませんね。若手の代議士が「総理!、総理!」と叫んだり、超年配の首相経験者が「老兵は死なず、消え去りもせず」と開き直ったりしていますからね。なかなか大企業において「社長!、社長!」などと呼びかけることは、恐れ多くて出来るものではありません。
次回は私の専門である光通信技術の話などしたいと思います。ありがとうございました。
■プロフィール
下浦 一宏(しもうら かずひろ)
関西電力株式会社 研究開発室付(休職中)
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