大変ご無沙汰しております
モンゴル商品を扱っておりますタカヨシトレーディングの河野です。
実は今、モンゴル商品の他にアジアの素材を使った和装雑貨を企画しておりまし
て2月の初旬から2月の中旬までその買い付けに行ってまいりました。
日本でも縫製しているのですが結構いいものが出来てきました。日本で縫製の打
ち合わせのときに職人さんと話をしてあらためて日本の”和”の奥深さと自らの
勉強不足を知ることが出来ました。3月23日よりこの商品の催事がはじまるので
楽しみにしています。
これは当面お客さんのに直接顔を見て売ることのできる催事を続けながら、並行
して拠点として販売できる自社店舗販売(店舗は探し中ですが)といった展開を
考えています。このことはおいおいまた、このメールマガジンで書いていこうか
と思います。
さて、モンゴルの仕事を続けていると決まって聞かれるのが「どうしてモンゴル
なのか?」ということです。今回は「どうしてモンゴルなのか?」というところ
から書かせていただこうかと思います。
もともと河野は司馬遼太郎が大好きで、彼の卒業した大阪外国語大学モンゴル語
科に入学しました。入学しても授業はモンゴル語中心で面白くなく学校にも全く
行かなくなりました。ただ、何かビジネスをしたいと考えて友人と色々なビジネ
スモデルをシミュレーションしていました。
様々なシミュレーションをして金も無い、人脈も無い、能力も無いといったとこ
ろから自分にある強みは何があるかと考えた時、唯一の人との違いはモンゴル語
科に所属しているということでした。これを利用しない手はないと考え、モンゴ
ルからの輸入をはじめたのがモンゴルを選んだきっかけです。
ですから、最初からものすごくモンゴルが好きだというわけでもなく何かをした
い時の手段としてモンゴルがあったというのが正直な所です。今のモンゴルに対
する想いや発展途上国に対する想いというよりも、一発当ててやろうみたいな気
合の方が大きかったと思います。だから「なぜこの仕事をはじめたのですか?」
と聞かれてついきれい事をいっている自分に時々「ハッ」として恥ずかしくなり
ます。
ただ、きっかけは山っ気でも事業を継続する意志は「想い」無しには出来ないと
考えています。河野自身の「想い」というのは、数年前までは「伝統に基づくモ
ンゴル商品の販売を通してモンゴル人、日本人の心と生活を豊かにする」という
ことでしたが現在の「想い」は「アジアの文化に基づいた商品の販売を通して一
人一人の心の中のアジアを形にする」ということへ変わってきています。その時
その時のことを懸命にしていれば自然とこの「想い」も変わってくるのではない
かと思っていますし、この「想い」を常に確認するのが色んなことを判断する時、
特に魅力的だけど「しない」と判断する時に結構役に立ったりします。
次回は具体的な事業スタートからの行動についてを書かせていただこうかと思い
ます。
下記は継続しているモンゴル情報
◆さりふ
http://www1.odn.ne.jp/sarifu/index.html
のバックナンバーです。
この編集をされている小山さんからアドバイス頂きました。簡単な解説を加え
ていきたいと思います。
今回のバックナンバーでもっとも評判が良かったのが「モンゴル人が斬る!〜
ソルトレイクオリンピック編」と「ピーコをファッションチェック」です。 ま
た、アンケートを取って常に人気が高いのは「モンゴル人が斬る!」と「今週の
ゲンかつぎ」です。
解説
1.「モンゴル人が斬る!〜ソルトレイクオリンピック編」
なぜソルトレイクオリンピックなのかというとその時に旬だったことと、あま
りに日本のテレビがオリンピックって素晴らしい一色だったのがおかしかったの
でこのテーマにしました。「ハングライダーは私も考えたことがある」「金銀鉄
というモンゴル人の発想にしびれた」というような感想も頂きました。この鉄と
いうのはモンゴルでもチンギスハーンの幼名「テムジン」が鉄を含んだ名前であっ
たりするために非常に貴重で大切にされているものです。
2.「ピーコをファッションチェック」
個人的にピーコさんのファッションチェックが好きなのでこの企画をしました。
ただ、チェックする人がファッションチェックどころかつかみ合いのけんかになっ
たためにあまりチェックできなかったのが残念です。それはそれとしてそのまま
掲載したら、案外評判がよく「モンゴル語にも「この野郎」があるんだ」等の感
想を頂いたり、ピーコさんファンのホームページの掲示板に紹介されたりしまし
た。
3.「レストランの盛衰」は自分の体験談ですが、山がなくいまいち面白くなかっ
たと反省しています。
4.チメグちゃんが行く
彼女の送ってくる日記をそのまま掲載しています。感覚的には日本女の子です
が何か微妙に違ったところがあり、その部分を伝えていきたいと思っています。
今回は「モンゴルにもスキーがあるんだ」等の感想を頂きました。モンゴルでス
キーは確かに出来ますが、リフトがないので自分で登っていかねばならず、疲れ
るため1日数回しか滑ることが出来ません。
5.ゲンかつぎは言葉のインパクトを大切にしています。
今回のインパクトはそこそこだと思います。
6.政治経済、芸能スポーツ
なるべくきちんとした内容で書くように心がけています。上部分がおふざけ感
が強いだけにこの最後で引き締めて全体のバランスをとりたいと考えています。
今回は内容的に読み物としてもそこそこではないかと思います。
今回は全体的にいいバランスではないかと思います。
アクセスはこの期間1日平均50ぐらいでした。
それではご覧になってください。
<以下、2002年1月27日発行分バックナンバーより抜粋です。>
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さりふ菖
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モンゴル人が斬る!
〜ソルトレイクオリンピック編〜
日本でも大変盛り上がり、選手達も結果に関係なくがんばってくれたソルトレ
イクオリンピック。疑惑の判定など数々の問題もありましたが、比較的楽しく見ることができたのではないでしょうか。その辺のところどうなんでしょう?モン
ゴル人12人に聞いてみました。
オリルガ 無職(32歳男性)
「カーリングは見ていてイライラする。一番嫌いな競技だ。ちなみに好きな国
はノルウエー。昔行った事がある。」
評 そうですか。
サラ 販売員(24歳女性)
「正月の後にオリンピックがあったので、父が酒を飲みすぎて起き上がれませ
ん。」
評 モンゴルの人は酒が好きです。
ホランダ 無職(27歳男性)
「優勝したらいくらもらえるんだ?額によっては出場してもいい。」
評 無理ですね。
チョロー 年金生活者(60歳男性)
「オリンピックがあるのか?また酒を飲めるな。」
評 もう、終わりました。
ノール 専門学校生(19歳女性)
「私は今、次回のオリンピックを目指し、彼と川でフィギィアの練習に励んで
います。」
評 冬のモンゴルでは凍った川が多くなります。
モーヌフル 主夫(29歳男性)
「友達がボクシングで出場した。相手は山のようなロシア人だったが苦戦のす
え、逆転ノックアウトで勝利した。彼は金メダルだ。」
評 つまらない嘘はやめてください。
ゴンサイハンゴル 遊牧民(44歳男性)
「氷の上を車ですべるのなら得意だ。モンゴルでも俺が1番早い。昨日は軽く
100キロ出した。そのパジェロは先月購入したものだ。」
評 要するに、車の自慢ですね。
チョノ 遊牧民(56歳男性)
「なぜ金、銀、銅なのか?金、銀、鉄にすべきだ。」
評 鉄はちょっと・・・。
ティムール 遊牧民(67歳男性)
「まずそうだな。」
評 食べられません。
ダムディンスレン 遊牧民(56歳男性)
「八百長と騒いでいるがそんなものはどんなスポーツにもある。それを分かっ
た上で楽しむのが、真のスポーツ観戦というものだ。モンゴルの競馬では、相手
がいくらで八百長するかかけるほどだ。」
評 色んな楽しみ方があるんですね。
ガントゥムル 遊牧民(51歳男性)
「スキーのジャンプにハングライダーをつけたらもっと飛べるのでは?」
評 反則です。
バットトルグさんの判決!
「見ませんでした。」
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ピーコをファッションチェック
〜今月のポイント〜
今や日本のファッション業界において「ピーコさん」の存在は欠かすことの
できないものとなっています。
テレビの人気コーナーの「ピーコのファッションチェック」は見るたびに何
か考えさせられるものがあります。
そんな「ピーコさん」の秘密に迫るため今回モンゴルでもファッションうる
さい3人に集まってもらって「ピーコさん」の秘密に迫ってもらいました。
司会:「今日はお集まりいただき有難うございます。皆さんはそれぞれ各方面で
ご活躍なされファッションに関しても特に見識の高い方々です。今回、日本で
ファッションに対して最も見識の高い一人と評判の「ピーコさん」について語っ
てもらおうと思います。この方です。(写真、VTRを見せる)」
Aさん(33歳、筋肉にはうるさい現役力士):「うーん。」
Bさん(43歳、モンゴル初代ゲイクラブ会長も務める医師):「へー。」
Cさん(68歳、違いの分かる遊牧民):「うーむ。」
Bさん:「センスはいいんじゃない。この顔と身体ではこれが精一杯でしょ。」
Aさん:「こいつは男なのか?男は筋肉と強さだ。こいつは論外だな。」
Cさん:「わしもそう思う。こんな男が最近街にもふえた。嘆かわしい。」
Bさん:「何よ、それは私に対して何か言いたいの?」
Cさん:「そうじゃ。わしはおぬしのようなうさぎのような男は大嫌いじゃ。妻
を大切にし、家畜を大切にし、友人が来た時はどんなに金がなくても酒を出す、
それが男じゃ。」
Aさん:「そうだ。」
Bさん:「そう、でも色んな人がいるのよ。色んな美や愛があるの。時代は変わっ
てるの。でも、私はあなたたちのような人嫌いじゃないわよ。たくましいし、セ
ンスもいいし。」
Cさん:「うるさい。」
Aさん:「この野郎。」
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モンゴル1口メモ
〜レストランの盛衰〜
最近、モンゴルではレストランやバーのオープンが相次いでいる。
海外に行って帰って来る人たちによるものも多く、日本人からみてもおしゃれ
な店も多い。
鉄道地区のエンフタイワン通りを歩いていた時、新しくオープンした店があっ
たので早速入ってみた。
外観は全体を白くきれいに塗ってあって看板は水色に白抜きで実にきれいな色
彩をしている。中に入ると大理石のビーナス像が中央にあり、シャンデリアもか
かって、床や壁は白で統一されていていてまるで地中海を思わせるような雰囲気
だった。
お客はまだ誰もいなかった。
お腹がすいていたので何か食べようと思いメニューを持ってきてくれというと
メニューはないという。
何か食べるものはないかと聞くとここはレストランではなくバーなので(モン
ゴルのバーは酒しか出さないところが多い)野菜汁しかないという。
モンゴルの野菜汁は典型的な家庭料理で日本で言うと味噌汁のような位置付け
だ。
仕方がないので、と野菜汁を頼んだ。
続いてビールを頼んだのだが、オーナーのこだわりでドイツビールしか置いて
ないらしく自動的にドイツビールがでてきた。
ドイツビールはおいしかったし、野菜汁もおいしかった。外で食べる野菜汁の
中では今まで食べた中で最もおいしかったように思う。
また、ウエイターはしっかり教育されているようで、タバコを一本吸い終わる
とすぐに灰皿を変えにくるし、ビールを注ぐ手つきも不自然なほどに肘を上げて
ぎりぎりまで泡をこぼさないようについでくれる。
ただBGMがヒップホップで、野菜汁をつまみにドイツビールを飲みながら聞
くのには少し違うような気がした。
これも一つのモンゴル流の文化の取り入れ方かもしれないと思って、1週間後
に行くとつぶれていた。
野菜汁がおいしかっただけに残念だ。
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チメグちゃんがゆく〜モンゴル少女の1週間
12月31日(月)
今日で今年も終わり良い一年だった。来年は勉強をもう少しがんばります。
1月1日(火)
新年だ。毎年スフバートル広場に行くけど今年は行かなくてテレビでカウント
ダウンをした。
1月13日(日)
雪が降ったのでスキーに行った。久しぶりだったので山の上にいくだけで疲れ
た。
1月14日(月)
昨日のスキーで体中が痛い。学校に行きたくないなー。
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今週のゲンかつぎ
山羊肉は熱い内に食え
善は急げ
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政治・経済
〜モンゴルリース事情〜
日本では現在リースの市場は拡大の一途をたどっている成長産業の一つだ。
特に不況により、リース料であれば経費で落とせることもあり、税金対策から
企業の設備投資は現在リース中心になりつつある。
モンゴルでもリース業は盛んであるが一味違ったリース業が展開されている。
モンゴルでリースが行われる主な商品は、コンピューター、車、コピー機など
である。商品的にはあまり日本と変わらない。
ただモンゴルの場合、設備投資で購入したものに関しても経費で落とせるため
に、税金対策というよりも単純に資金の足りない企業がリースする場合が多い。
資金が足りないために、リースしたものを壊してしまうのはまだいいとしても、
質屋に出したり、持ち逃げしたり、中には売ったりしてしまう者までいる。
したがってリース料金は高額である。
あるリース会社にコンピューターを借りるといくらぐらいになるかと問い合わ
せてみると、2000ドル(約27万円)のコンピューターを借りた場合、1ヶ
月に500ドル(約6万7500円)かかるとの返事だった。
最近はリース会社の中にも悪徳業者が出てきて、リースする商品を購入したこ
とにして、領収書を発行するといったことを行っている。
これは、海外の投資により合弁会社を設立する際に、リースしたものを購入し
たことにして海外の投資元に請求するためのものだそうだ。
コンピューター等はまだしも高額の車などであれば結構な額になる。
このような悪質なものはかつてはあまりモンゴルでは見られなかったものだ。
悪質な経済犯罪がでてくるのもモンゴルの経済が発達してきたということなの
だろうが・・・。
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芸能・スポーツ
〜「ひとつ屋根の下」モンゴルで大人気〜
モンゴルで昨年12月に放送を終了したテレビドラマ「ひとつ屋根の下」の人
気は凄まじかった。
瞬間最高視聴率は75パーセントを記録した。
テレビを持っているモンゴル人の4人に3人は見ていた計算になる。
「おしん」「東京ラブストーリー」以来の日本ドラマのヒット作だ。
ある遊牧民は、「俺は母が死んだ時と戦いに負けた時以外には泣かないつもり
でいたが、思わず泣いてしまった。」と語り、またある主婦は「泣きすぎて鼻が
炎症を起こした。」と語った。
ドラマ放映中には、知らないモンゴル人と話す時でも、「あんちゃん」と「小
雪」はどうなるのかを話せばすぐに打ち解ける事ができるほどの人気だった。
中でも「あんちゃん」こと江口洋介の人気は高く、東京ラブストーリーが放送
された時も街でよく江口洋介ヘアの男性を見かけたが、今回は髪型はもちろんの
こと「あんちゃん」ファッションの男性も激増した。
また、ドラマを見てマラソンをはじめたという男性もいたが、季節が冬で(モ
ンゴルの冬はマイナス30度になる)地面が凍っていて、すべって走ることがで
きなかったらしい。
いずれにしろ「ひとつ屋根の下」がモンゴル人に与えた衝撃は計り知れないも
のがある。
◆プロフィール
河野隆史
tytrade@pop02.odn.ne.jp
〒616-0002 京都市西京区嵐山東一川町10−12
TEL 075-863-6714 FAX 075-863-6715
大阪外国語大学モンゴル語科出身。
モンゴルをはじめ様々な国に行き、「発展途上の国の文化に基づいた商品を販売
しそこに住む人々の生活を少しでも豊かにしたい」、また「生活は豊かでも心が
満たされない日本人の心を豊かにしたい」という想いから、今から10年前にモン
ゴルとの貿易を行うタカヨシトレーディングを創業いたしました。
さりふ
http://www1.odn.ne.jp/sarifu/index.html
モンゴルショップ「ザハ」
http://www.takayoshizaha.com
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