2004年09月30日

現場で動ける幸せ

こんにちは 竹内です。

小平市で地域ポータルサイト
「こだいらネット」 http://www.kodaira-net.jp/
を立ち上げるべく、日々、地域密着、現場主義で走り回っています。

さて、今回のテーマは「現場で動く」。


▼中間支援って?

NPOやコミュニティビジネスなど、それぞれの活動を支援する中間支援組織があります。私自身、こだいらネットの活動に関わりながら、コミュニティビジネスの中間支援組織で活動しています。

調査や提言、講座・シンポジウムの企画、相談会など、その活動はさまざまですが、そうした活動をしながら、私がどうしてもはずしたくない一点は

「現場主義」

ということです。

事例を研究して、分析し、提言をするという手法もあるでしょう。でも、私は、机上で論ずる方法よりも「現場」で自らが実践しながらその苦労、問題点、可能性などを肌で感じた上で、より現実的な中間支援の活動につなげていきたいと思っています。

私の活動するNPOは、スタッフそれぞれが、関心のある分野で実際に「現場」を経験しつつ、それを中間支援に活かしています。それが強みであると感じています。

私の場合は、それが「こだいらネット」です。

▼何が一番大変かって…

CBの現場で何が一番大変かって、それはやっぱり資金繰りです。
いかに収益をあげて、いかにそれを持続していくか…という部分です。

CBを志す人は、もともとボランティア志向の強い人たちが多いため、収益をあげるという観点が弱いのです。お金をもらうことに罪悪感をもつ人さえいます。

最近「収益をあげることに無関心なCB活動はまわりに迷惑をかける」と考えるようになりました。キツイ言い方かもしれませんが、そう感じています。

やりたいことのために、周囲の善意の人を無報酬のボランティアとして動かすわけです。
意義を感じて、無報酬で賛同して動く人は大勢います。
そのことに喜びを見出す人も。

でも、ほんとうにそれで良いのでしょうか。
ボランティアで動く人を支えるために、夫や家族が頑張って働き、収入を得ています。その上に成り立つ活動です。

中心者が活動を続けられなくなったとき、その組織はどうなるのでしょう?
その活動を支えにしている人たちを放り出してしまうことになりはしないか?

多くの報酬を求めるのではなくても、有償ボランティアとして、対価を支払う仕組み、それをきちんと作っていきたいという気持ちが日々強くなっています。


▼ある子育て支援グループの挑戦

こだいらネットの活動にサポーターとして参加してくれている子育て支援グループがNPO化に向けて、先日設立総会を開きました。

子育て広場「きらら」です。
http://homepage3.nifty.com/k-kirara/

4年まえ、小さな集会所でたった二人のメンバーが始めた「乳幼児とそのママたちのたまり場」の活動。台風の日も休まず、毎週コツコツと続け、現在では市内6ヶ所で子育て広場を開催しています。

代表は、自らも密室育児で苦しんだ経験を持っています。
その子もすでに大きくなり、当時の悩みは解消していますが、同じ思いのママたちを支援したいという気持ちから、活動を続けてきました。

4年間の活動を通して、小平市内では大きな共感を得て、

子育て支援なら「きらら」

という認識が生まれています。

有料の「預かり保育」事業を立ち上げ、大手企業と「子育てマンション」の企画にも取り組んでいます。
…が、収益的にはまだまだです。

事業で得られた収益は、活動の運営資金に充てると、それで終わってしまいます。
代表をはじめ、スタッフはボランティアです。

きららはNPOとして法人格をもつことで、より安定した仕事の契約主体者となることで、スタッフにちゃんと収入をもたらす活動を目指しています。

設立総会には40名を超える人たちが集いました。
義理で参加した人など誰もいない、あたたかな空気がいっぱいの集まりでした。これから課題はたくさんあるでしょうが、心からエールを送りたいと感じました。


▼こだいらネットでは

さて、こだいらネットですが、持続したサイト運営のためには、安定した収益の仕組み作りが不可欠です。

現在のおもな収益は、掲載店からの月々の会費です。まだまだ充分な額ではありません。今後の運営のためにも、知恵を出し、現場を動き、ここ半年ほどが勝負!と感じています。

毎週、火曜日は「こだいらネットの日」と決めて、他の仕事の合間に現場を走り回っています。

サポーター有志とともに、きょうもこれから出陣です!

この現場まわり、楽しいですよ!
運営者であって、消費者でもある醍醐味を存分に味わっています。

先週も、地ビールの掘り出し物、驚きの価格の初物ブドウ、さらに美味しい珈琲と大人の味のチーズケーキなどなど、地元商店街で発見したすぐれものの数々をゲットしつつ、こだいらネットを推進して歩きました。

さて!
きょうはどんな戦利品を手に入れられるか?

「現場で動く幸せ」に浸ることを楽しみに、行って参ります!

◆竹内千寿恵 テーマは「地域」です。
 takeuchi@shop-info.com

・大学卒業後、教育出版会社で編集に従事。
・結婚後、外資系コンピューター会社に勤務するも、間もなく夫の転勤で退職。
 以後、転勤生活が始まる。
・8回目の引越し後、東京は小平市に定住。
・地元で地域ポータルサイトこだいらネットの立上げを行うと同時に、NPO法人
 コミュニティビジネスサポートセンターの事務局としても活動中。

 ♪市民サポーターがつくる地域ポータルサイト
 こだいらネット http://www.kodaira-net.jp/

 NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター
 http://www.cb-s.net/

 地域ポータルサイト事始(ブログ)
 http://blog.livedoor.jp/rune1006/

Posted by takeuchi at 2004年09月30日 15:10 | トラックバック
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