2005年08月13日

[ タイトル:ソリトン通信]
[ 著者:下浦一宏 ]

組織と個人の葛藤

やはり先週の話題といえば、衆議院の解散でしょうか?
「組織と個人の葛藤」が浮き彫りになりましたね。
自民党員としては民営化法案に賛成すべきだが、個人的には絶対反対だ、という訳です。

個人が自らの信念を貫くというのは、健全な事だと思います。
マニュフェストには絶対服従、まず組織ありき、というのでは、人間は幸福にはなれませんね。有権者の方も、所属政党よりも人物本位で投票する時代になっているのではないでしょうか?

もっと言えば政党というものは、本当に必要なのでしょうか?無所属で頑張っている人も沢山居られる訳ですから。党益よりも国益を優先して頂きたいものです。

大企業経営者がよく使う、「全社一丸となって」、「創業以来の危機」、なども縁起の悪い言葉ですね。優良社員となるべく、本音と建前を使い分けている内に、本来の自分を見失ってしまったりする訳です。

組織は、本音ベースの個人の信頼関係に基づくもので無ければ、生産的な仕事はできませんね。それには個人の流動性を確保する必要がありますが、雇用や人間関係の流動性を妨げる諸要因が不幸の源泉であるように思います。

小泉首相は独裁者だ、との意見もあるようですが、時代の変革期においては、強力なリーダーが、既得権の調整を行う事は不可欠ですね。下り坂の時代には、既得権が差別の温床になり得ます。

後から来る世代程、不利になる訳ですから、本来どうあるべきか原点に立ち返って平等に痛みを分かち合わないと、裁判所が差別の制度化に手を下す事にもなる訳です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050806ddm002040144000c.html

ヒトラーは、ホロコーストの隠蔽工作(どこかの町に元気そうな子供を集めて、楽しく暮らしているよう見せかけたり)を行ったようですが、真に恐れるべきは強力なリーダーではなく、情報の隠蔽であると思います。不正義は隠れて行われる事が多いからです。

変化に適応できる組織の条件をまとめると、
・自らのリーダーを直接選ぶ権利をもつこと
・リーダーは強力な権限を行使すること
・気に入らなければ別の組織に移れること
・全ての情報が公開されていること
でしょうか?

Posted by shimoura at 2005年08月13日 11:59 | トラックバック
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