2005年10月18日

[ タイトル:ソリトン通信]
[ 著者:下浦一宏 ]

通信工学と金融工学の本質

以前、短波放送について書いたが、通信で重要なのは、いかにしてSN比(シグナル対ノイズ比)を上げるか? という問題である。
http://www.mankai.biz/archives/2005/06/post_165.html

地球の裏側から届く微弱な電波を捉えるため、アンテナを張り巡らせ、選択度の鋭いフィルターをかけ、耳を鍛える訳である。光通信などデジタルの世界でも「誤り訂正符号」などを使ってSN比を上げる工夫がなされている。
http://dictionary.rbbtoday.com/Details/term2533.html

翻って金融の世界では、シャープレシオ(リターン対リスク比)をいかに上げるか? が問題となる。シャープ比を高めるため、テクニカルでフィルターをかけ、ポートフォリオでリスク分散をする訳である。最大手の先物会社が倒産する世界であるから、リスク管理は絶対である。
http://www.fms-inc.jp/shiru/02.html
http://www.forexradio.net/radio.php?ID=139

この考え方は、社会の制度設計とか、組織論にも一般的に応用できる。リスクを抑えながら、メンバーのパフォーマンスを最大限に発揮させる事が課題となる。ITとか、社会保障制度とかも「社会のシャープ比の改善」という点から制度設計されるべきである。

例えば、核家族中心の現在の家族制度には改善の余地があると思う。誰と結婚するかとか、どの家庭に生まれるかで、極めて大きなバラツキ(リスク)が存在するからである。DVや虐待を防ぐには、閉鎖的な家族制度を見直すべきであろう。昔は養子縁組なども普通であったし、地域コミュニティーもバックアップしていた。

最近、天皇制が話題になっているが、古代エジプトでは、第一皇女が皇位継承し、その夫がファラオになったそうである。外部から優秀な人物をファラオに選抜できる訳で、エジプト文明が長期発展した要因であろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%82%AA

この方式だと黒田さんが次期天皇という事になる。応募者多数の場合は、かぐや姫よろしく難題を与えて、未来の天皇を選抜の上、「私の選んだ人を見てください!」、と国民に紹介されるのも結構かと思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1109026952/1
http://romu.cool.ne.jp/topix/aiko.html

Posted by shimoura at 2005年10月18日 03:25 | トラックバック
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