白洲次郎著「プリンシプルのない日本」という本が非常に面白かった。彼の目指したのはカントリージェントルマンという生き方である。
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白洲次郎は1902年芦屋の実業家に生まれ、ケンブリッジに留学した後、英字新聞記者、商社などに勤めるが、41歳で鶴川村(東京都町田市)に隠居して百姓を始めるのである。
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その後、吉田茂に請われて、GHQとの戦後交渉や、日本国憲法の原案作成に携わる。彼は、カネやチイは気にしないので、誰に対してもハッキリものを言う。そのため「マッカーサーを怒鳴りつけた男」の別名がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/白洲次郎
「本音でハッキリものを言う」というのがリタイア道の第一条である。現役の人間は、所属する組織や顧客に遠慮して、本音でしゃべれない場合が多い。その結果、社会の風通しが悪くなったり、歪んだ価値観が形成されたりする。
江戸時代は40歳くらいで隠居して、趣味の世界などに生きる人も多かったようであるが、リタイアした人間にも重要な社会的役割があると考える。2007年から多量リタイアが始まるが、リタイア道の確立が必要であると思う。
白洲次郎は、その後、通産省を創設したり、東北電力の会長をやったりするのであるが、現役とリタイアを適度に織り交ぜながらキャリアを重ねた方がバランスが良いと思うし、私の目標とする所でもある。
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