日本ハムのヒルマン監督で思い出すののは、「青年よ大志を抱け」のクラーク博士である。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000610130007
http://www.sta.or.jp/hitsujigaoka/clark.html
http://www.sponichi.co.jp/hokkaido/news/2005/04/05/01.html
ヒルマンが良く使うのは「ビジョン」という言葉であり、勝利のビジョンを共有する事でここまで引っ張って来たのだと思う。ファイターズのHPを見ると、「Dream Big; Play Hard; Live Strong!」 となっており、羊ヶ丘にヒルマンの銅像が建つ事があれば、この言葉が刻まれるハズである。
http://www.fighters.co.jp/
この件で幾つか思う事
・アメリカでは、プレイヤーとマネージャーの分担がハッキリしていて、選手としての実績は必ずしも必要でない。チームのムード作りが役割と割り切っている。日本で役割が明確に別れているのは、映画監督と役者くらいか?
・就任4年目くらいで結果を出さないとイケナイ。辞めるタイミングも難しい。クラーク博士は日本に8ヶ月しか居なかったが強烈な印象を残した。帰国してからは、事業に失敗したりして、結構悲惨な晩年を送られている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF
http://www.sta.or.jp/story/summer.html
http://www.e-e-learning.com/boys.html
本年ノーベル平和賞を受賞されるムハマド・ユヌス氏の自伝を読んでいる。貧困の問題に真正面から取り組んでいるという点で、真に革命的経済学者であると思う。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4152081899/
http://www.grameen-info.org/index.html
ユヌスは貧しい人(特に女性)に連帯責任、無担保でオカネを貸す事で、小さなビジネス(自営業)を立ち上げさせた。貧困撲滅と自己実現、ネットワーク形成の一石三鳥を目指している点がユニークである。ユヌスは世界で最も貧しい国、バングラディシュでこれを始めた。
彼の創出したグラミン銀行は、日本のサラ金よりも、遙かに先進的なシステムである。日本のサラ金は貧者から利子を絞り上げ、富者に分配する「格差拡大エンジン」に過ぎない。さらに「命を担保」にして自殺者の増大を招いている状況は、先進国にあるまじき後進性である。
http://ameblo.jp/bhycom/
サラ金の原資は銀行の預貯金や保険会社の保険金であり、本来それは若い世代に投資されるべき資金である。銀行から資金を引き出すために、大蔵省の天下りを受け入れたりしているのである。
http://www.asahi-net.or.jp/~ix6k-smur/mankai/2003/1003.html
日本でもワーキングプアやフリーター、余剰博士など問題になっているが、現在の経済理論の枠組みでは、これらの問題が解決出来ないことをハッキリと主張している。第33章「経済学者の誤り」から引用すると、
「しかし、経済学者たちは、ただ一種類の雇用しか認めていない。賃金雇用だ。彼らの教科書には、「自営」と呼ばれるものは載っていない。」
「就職の時に有利になるように若いうちから一生懸命勉強するという考え方には、私はとても嫌悪感を感じる。昔、幼い少女たちが母親から、若い男の目には魅力的に見える女性になって、自分で夫を見付けられるようにと訓練されていたのを思い出してしまうからだ。人生は貴重なのだから、就職先を見つける準備をしたり、就職後も雇用主にその全存在を捧げるようなことに、無駄な時間を費やすことはできないはずだ。」
(ムハマド・ユヌス自伝、P.301)
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