2006年12月05日

[ タイトル:ソリトン通信]
[ 著者:下浦一宏 ]

京都ベンチャーの経営者達

京都市ベンチャー企業目利き委員会10周年記念で、京都を代表する経営者達の連続講演会を聞く機会があり、大変興味深かった。

http://www.platform.astem.or.jp/jisedai.html

やっぱり、ベンチャーのタタキアゲ社長の話は、大企業のサラリーマン社長の話とは深みが違う。何度も絶体絶命のピンチに陥って、全責任を背負って状況に対処していく事により、経営が思想の領域にまで高められている。
http://www.kyocera.co.jp/event/inamori/press/0008.htm
http://www.kyocera.co.jp/event/inamori/press/0104.htm

任天堂の山内氏という偉大な例外を除けば、今回話をされた3人とも技術系出身である点も、事務系の多いサラリーマン社長とは異なる。大企業になると「組織の論理」が優先されがちであるが、「心」のあり方や、「個人間の信頼」を重視している点も特色である。
http://www.youtube.com/watch?v=p5cPVP_llfo

堀場氏は「食べる物が無い」のと「死にたく無いのに死なないとイケナイ」という状況以外は、どうという事は無いと豪語しておられた。大正生まれの年齢を全く感じさせない。

経営者としては、京セラの他にKDDIや稲盛財団、盛和塾など多様な活躍をしている稲盛氏が凄いと思うが、話が面白かったのは、日本電産の永守氏である。状況描写が実にリアルで、下手な落語家よりも、よっぽど面白い。
http://www.nidec.co.jp/corporate/top/index.html
http://www.inamori-f.or.jp/index_ja.html
http://www.seiwajyuku.gr.jp/

今後の展望として、稲盛氏は「太陽電池事業」、永守氏は「地球環境問題への貢献」を挙げていた。ガソリンが高騰すれば、ハイブリッドや電気自動車が普及するから、モーターの活躍する余地は大きい。エネルギー問題は、21世紀最大の課題になると思うが、京都のベンチャー企業の活躍が期待される。

Posted by shimoura at 2006年12月05日 03:05 | トラックバック
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