ロスカットは負けを認める事であるので、相場でも人生でも難しい。ただ有限の資金や時間を考えた場合、必須ではある。
資金が無限にあるのであれば、ロスカットは不要である。ジェイコム騒動で明らかになったように、証券会社はIPO株の無限空売りが可能であり、過熱した相場を適正水準まで売っておけば負ける事は無いと思われる。資金が有限の場合は、ロスカットが必須となる。ロスカットの水準であるが、以下のように考えると多少、科学的になると思う。
株式や為替の変動は、一見ランダムに見えるが、実際は幾つかの変動周期の変動が合成されたものと考えられる。5分足、日足、週足等で、ボリンジャーバンドを描くと、それぞれの「時間」に対応して「変動分布」が定義できる。
「多時間理論」と勝手に名付けているが、価格変動を引き起こしている主体が「時間軸」によって、幾つかに分類できる訳である。自分がトレードに使っている「変動分布」の境界を越えた時点でロスカットすれば良い。
今回の世界同時株安は、円高の進行とも併せて、凄まじいものがあるが、日経平均を週足で見ると、+2σから±0(26週線)まで落ちていて、週足レベルの変動であると予測できる。また今後15000円程度まで行く可能性がある事が判る。
2006年1月のライブドアショックの時は、日足レベルの変動であったので、今回はより大きな変動が生じている訳である。為替も現状では、ここ2年間続いている円安トレンドの想定内にあるが、現水準を越えると、円高トレンドに変わった事になる。
勝率を上げ、ロスカットを減らすには、裁定取引(鞘取り)や、オプションなどを使った「マーケットニュートラル」な手法が有効であると思う。
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103551
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775961261
職務に没頭する余り、歪んだ価値観が形成される事を「ダーティーハリー症候群」というらしい。官僚とか、原子力技術者とか、マジメで優秀な人間ほど陥りやすいと思う。
http://www.geocities.jp/valleystudio2003/DutyHally.html
過酷な経験は価値観を歪める。「特攻崩れ」とか「ベトナム帰り」などと言われるように、戦争経験は、その後の社会的不適合を起こす。DVなども子供の頃に虐待を受けていたケースが多い。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/kikaku/031/4.htm
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/real_war.html
過酷な受験戦争は「偏差値がすべて」という価値観を植えつけるであろうし、NHKドラマ「ハゲタカ」は、マジメで善良な銀行員が、カネにまつわる過酷な経験を通して、「カネがすべて」という歪んだ価値観を抱く所に悲劇性がある。
http://www.nhk.or.jp/hagetaka/cast.html
連日の深夜残業をこなしている官僚やエリート社員が、「私が間違うハズがない」と思い込んでしまったり、僧侶が過酷な修行を通して「悟り」をひらくのも、「ダーティーハリー」の一種かも知れない。
ただ価値観が歪んでいると、最終的に幸福になれないと思う。過労自殺なども増えているようであるが、過酷な労働環境を通して組織に「洗脳」される所に問題があると思う。
チャップリンは、「人生に必要な物は勇気と想像力と少々のお金」と言っているし、ゲーテは、「空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば気を落とすことはない」と言っているが、ブログで文章を書いたりする事も、多少は価値観のチェックになると思う。
http://www.geocities.jp/yurikoariki/chaplin
http://kuroneko22.cool.ne.jp/goethe.htm
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