2007年03月12日

ジャーナリズムの再生

「ビルゲイツが大統領になる日」という著書のある、築地達郎氏の講演があった。講演の中で、いくつか衝撃的な話を公開されている。

http://ameblo.jp/kagaku/entry-10027067058.html

築地氏が95年に本を書かれた時、ビルゲイツにインタビューする機会があった。冗談かと思ったら、本気で大統領選出馬を考えていたようである。結局、ビル・クリントンが大統領になったが。

ライブドアの堀江氏はメディア戦略として、新聞の創刊も考えていた。「東京経済新聞」というもので、「京都経済新聞」を創刊していた築地氏はその計画に協力した。今となってはキャリアの汚点である。

日本人は「お上」意識が強く、権力は揶揄するのが精一杯だった。「科学」にも権力性があり、本当の意味での批判精神、「科学ジャーナリズム」は日本では定着しなかった。

最近は、納税者意識の高まりにより、状況は変わりつつある。日本に本当の意味でのジャーナリズムが育つ土壌が出来つつある。


(NPO科学カフェ京都)
日時:3月10日(土)2時~5時
場所:楽友会館
講師:築地達郎氏
(報道ネットワーク/京都経済新聞社代表取締役)
http://www.kyoto-keizai.co.jp/modules/info/index.php?id=6
演題:日本の科学ジャーナリズムはなぜ機能しないのか?
当日資料: http://education.ddo.jp/kagaku/tsukiji.pdf
ビデオ 
講演1: http://education.ddo.jp/kagaku/tsukiji1.wmv
講演2: http://education.ddo.jp/kagaku/tsukiji2.wmv
講演3: http://education.ddo.jp/kagaku/tsukiji3.wmv
質疑: http://education.ddo.jp/kagaku/tsukiji4.wmv

築地氏は京大工学部、日本経済新聞社の御出身。「ビル・ゲイツが大統領になる日」「ロボットだって恋をする」などの著書もある40代の若手経営者です。築地氏の立ち上げた「京都経済新聞」の過去記事は以下のサイトで読む事が可能です。残念ながら現在休刊になっていますが、もちろん再創刊を考えておられます。情報社会論の研究者でもある築地氏の話は、「ジャーナリズム」の未来を考える上で参考になると思います。
http://www.kyoto-keizai.co.jp/modules/info/index.php?id=9

Posted by shimoura at 06:24 | コメント (0) | トラックバック

将来予測から現状把握へ

「将来予測型」から「現状把握型」へ移行する事が、株式やFXにおける生き残りの必要条件になると思う。

人間は昔から、様々な手段で未来を予測してきた。古くは甲羅を火にあぶったり、占星術とか、オミクジ、タロット占い、各種豊作占い等々。「将来予測」というのは、リスクも大きいし、精神的にもキツイものである。したがって、世の東西を問わず、預言者、占い師には権威が付随していた。
http://www.so-net.ne.jp/baikasen/about/interview12.html
http://fortune.yahoo.co.jp/

築地達郎氏によると、「科学」に権威が付随するのは、予測に使えるからだそうである。データの統計性や法則性を見出すことで、明日の天気や、人類の未来まで予測する。スーパーコンピュータなど最先端の技術が未来予測に投入される。
http://ameblo.jp/kagaku/theme-10001190394.html

占い師、予想屋、アナリスト、気象予報士等に限らず、イチローだって次の球種を予測してるし、あらゆる仕事には、「予測」という側面がある。また確率を高める為に多大な努力が払われる。

ビジネスプランにおいても、「将来予測」と「現状把握」は両方必要であるが、どちらを重視するか? いろいろ変えられるように思う。成功する経営者は、その辺のセンスが良いのであろう。

裁定取引(鞘取り)の勝率が高いのは、将来の株価を予測するより、現在の鞘の大きさを把握する方が確実だからである。トレードが精神的にきついとか、夜も寝られないとかいう場合、「現状把握型」への移行を考えるべきである。

Posted by shimoura at 06:21 | コメント (0) | トラックバック