経済学者は、東京一極集中と、地方の疲弊が進むメカニズムについて、きちんと説明すべきである。
21日は、京大でEEFA(環境・エネルギー・農林業ネットワーク)のシンポジウムがあり、ビデオ係をやっていた。EEFAは京大の芦田譲教授が中心となって立ち上げたNPOであるが、退職後にNPOを設立する大学教授が増えている。
http://www.eefa.jp/
http://eefa.jp/modules/eguide/event.php?eid=1&caldate=2007-3-21
EEFAシンポジウムでは、石井吉徳教授(元国立環境研究所長)らの講演があり、これからは、「地産地消」の時代だと説かれる。(この言葉知ってました?)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%94%A3%E5%9C%B0%E6%B6%88
一極集中(低エントロピー状態)を維持するには、膨大なエネルギーが必要であり、「石油ピーク後」には物理的に不可能となる訳である。ただ、現在の東京集中は、エネルギーというより、オカネと情報の集中による部分が大きいと思う。
http://education.ddo.jp/ishii/
折りしも、経団連が「道州制」を提言するようである。産業、雇用、教育などの権限を国から地方に移すことは良いにしても、金融、年金、情報などの権限も併せて移行しないと、効果は期待できないと思う。
要は、1500兆円(GDP3年分)もの個人金融資産が、地域社会で回るようにする必要があるのである。現在は、夕張市民の預貯金も、東京の土地投機に使われたり、アメリカに行ってハゲタカ資金になって戻ってきたりしている点に問題がある訳である。
企業社会をベースにした「経団連」に期待できないのであれば、「退職者連合」でも組織して、政府に提言していくべきかも知れない。
銅価格上昇に伴い、日本でも電線泥棒が増えているようである。銅が不足すれば、アルミを使う手もある。
ここ2年間で、銅価格は4倍程度になっているようである。どんどん上昇すれば、10円玉が10円以上の価値を持つようになり、コインを溶かす人が出てくる可能性もある。
http://www.mogami.com/copper.html
http://copper-market.seesaa.net/
アルミ価格も上昇しているが、銅よりはマシなようである。アルミニウムは地殻中に多量に存在するので、精錬にエネルギーを要するが、資源量的には問題ない。1円玉は不滅である。
http://www.fuji-ft.co.jp/selection/alumi/index.htm
電力会社からも、時々、青年海外協力隊などで途上国へ技術指導に行く人が居る。途上国では、電線に電圧をかけておかないと、一夜にして取られてしまうという話はあるが、まさか日本がそこまで落ちぶれるとは思わなかった。
http://www.jica.go.jp/activities/jocv/
一般に送電線(鉄塔に乗っている)は、アルミニウムが使われるが、配電線(電柱に乗っている)は、銅が使われている。私の知る限り、配電線にアルミを使っているのは、堺市の「泉北ニュータウン」だけである。
アルミの方が比重は軽いが、電気伝導度が多少落ちるので、同じ電流を流すのに断面積が大きくなる。某K電力の場合、幹線に、銅線では80スケ(80mm2)を使っているが、アルミだと130スケだったと思う。
私が一番最初に配属されたのが、堺営業所の配電課であったが、アルミは「当該品」とかで、一々伝票をきる必要があり、結構面倒であった。今でもやってるのかな?
もし読者に「泉北ニュータウン」にお住まいの方が居られれば、空を見上げて欲しい。電線が太い事に気付くはずである。
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